栄養価が高く、代表的な緑黄色野菜のひとつであるブロッコリー。
ブロッコリーの独特の風味は、洋風の料理にも和風の料理にも合います。茹でると鮮やかな緑色になるため、食卓やお弁当の彩りに重宝します。
ブロッコリーを食べるときは、株の先端にある蕾「花蕾(からい)」を調理することが多いですが、花蕾だけではなく、茎や葉も食べることができます。
ブロッコリーの花蕾のつき方は2種類あり、主枝に大きな花蕾がつく「頂花蕾型」と、主枝と側枝の両方に花蕾がつく「頂・側花蕾型」に分けられます。
「頂・側花蕾型」は、頂花蕾を収穫した後も、脇芽から伸びた側枝のつけ根にできる側花蕾を収穫することができ、長い期間収穫を楽しむことができます。

ブロッコリーの栽培方法
苗の用意
ブロッコリーはタネから育てることができますが、苗を購入して育てた方が手軽です。
苗を購入する場合は、葉の色が濃く、葉に厚みがあり、節間が詰まっているものを選ぶようにします。
本葉が5~6枚ほどついている苗を選ぶと良いです。
虫食いの被害や病害がないかを確認することも大切です。
植えつけ

ブロッコリーの苗の植えつけの適期は、8月下旬~9月中旬、3月中旬~4月中旬です。日なた~半日陰の風通しの良いところで育てるようにします。
庭植えの場合、植えつけの2週間前に、苦土石灰をまいて深くすき込んでおきます。
1週間前に、堆肥と化成肥料を混ぜて耕しておきます。
庭植えの場合も、鉢植えの場合も、植えつけ後はたっぷりと水やりをします。
水やり
庭植えの場合、しっかり根づいたあとは、自然に降る雨だけで大丈夫です。ただし、土がカラカラに乾燥したときは、たっぷりと水やりをします。
鉢植えの場合は、土の表面が乾いてから、たっぷりと水やりをします。水をやり過ぎると根腐れの原因になるので注意が必要です。
追肥
1回目の追肥は、しっかり根づいて生育を始めるころ、化成肥料を施します。
2回目の追肥は、頂花蕾が見え始めるころ、化成肥料を施します。
追肥のタイミングで、中耕と土寄せをすると良いです。
中耕
除草と、固くなった土を耕すことで、土の通気性と水の通りをよくし、作物の生育を促進させるために行います。
方法は、軽く土の表面を耕し、草を取り除きます。スコップもしくは、小さな熊手などがあると便利です。
土寄せ
植物の株元に土を寄せて盛ることです。
根が露出するのを防ぎ、生長した植物が根元から倒れてしまうのを防ぎます。方法は、中耕したことで柔らかくなった表面の土を、根元から枝分かれしたところまで、葉にかからないように盛ります。
引用元:アース製薬
液体肥料で追肥を行う場合は、1週間~10日を目安に液体肥料を施します。側花蕾を収穫する場合、収穫が続く限り、追肥を施すようにします。
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ハイポネックス原液は肥料、リキダスは活力剤です。ともに、さまざまな植物に与えることができ、初めてでも安心して使用することができます。希釈して使用するのでお財布にも優しいです。
収穫
頂花蕾が大きく成長し、花蕾が硬くしまっている状態のあいだに、主枝ごと切り取り収穫をします。花蕾が開くと花が咲いて風味が落ちてしまうので、適期を逃さないことが大切です。
側花蕾を収穫する場合は、早めに頂花蕾を収穫し、追肥を施すと良いです。
病害虫
病気
ブロッコリーは、高温多湿の環境で病気が発生しやすくなります。風通しの良い環境を作り、過湿をさけることが大切です。
発生初期は、症状が出た部分を取り除きます。症状が広がる場合は、薬剤を散布します。
害虫
ブロッコリーの害虫対策には、防虫ネットをかけておくと安心です。防虫ネットと土の間に隙間があると、そこから害虫が入り込むことがあるので、隙間をつくらないように防虫ネットをかけるようにします。防虫ネットをかける前に、葉や土などに害虫がついていないことを確認することが大切です。
また、防虫ネットをかけておくことによって、害虫の被害だけでなく、害虫に伴う病気の被害を防ぐこともできます。
害虫を見つけたらすぐに補殺をするか、殺虫剤を散布します。
鳥害
ヒヨドリは花の蜜や実を食べますが、冬は餌が不足するので、ブロッコリーの葉を食べにやってきます。
食欲旺盛なので、あっという間に、葉脈だけ残してボロボロにされてしまいます。花蕾は食べませんが、光合成に必要な葉がなくなってしまうと、株も育たなくなってしまいます。
ヒヨドリの被害を防ぐためにも、防虫ネットをかけておくと安心です。

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