母の日に贈る花として親しまれるカーネーション。
毎年花を咲かせる多年草であることをご存知でしょうか?
カーネーションは高温多湿が苦手なので、日当たりと風通しを良くすることが重要なポイントです。
切り戻しで風通しを良くしてあげるなど、基本的なお手入れをすれば、毎年花を咲かせてくれます。
カーネーションの基本情報
引用元:みんなの趣味の園芸
園芸分類 草花 形態 多年草 原産地 南ヨーロッパ、西アジア 草丈/樹高 10~30cm 開花期 四季咲き性(主に4月~6月) 花色 赤、ピンク、白、黄、複色 栽培難易度(1~5) 3 耐寒性 強い 耐暑性 強い
カーネーションの栽培環境
日当たり・置き場所
真夏は強い西日がそそぐ場所ですが、風通しの良い場所に置いています。
カーネーションは、日当たりと乾燥を好みます。暑さ寒さには強いですが、高温多湿が苦手です。風通しの良い場所に置き、真夏は乾かし気味に育てて、株元が蒸れないように気を付けます。
用土
㈱花ごころさんの培養土を使用しています。
◆花も野菜も上手にできる「特選有機花ごころ培養土」
通気性・排水性に優れていて、なおかつ保水力も良好です。効き目が穏やかで肥効効果の長い肥料が配合されているので、元肥を混ぜる手間なく、すぐに使用することができます。天然有機のフカフカな土がとても扱いやすいです。
水やり
土の表面が乾いてから、たっぷりと水やりをします。
生育期にはたくさんの水分を必要とするので、水切れに注意が必要です。ただし多湿を嫌うので、水のやりすぎにも注意が必要です。
花や葉に水がかかると蒸れや病気の原因となるので、株元に水をあげるようにします。
水管理がラクになるスリット鉢がオススメです。
追肥
・緩効性固形肥料の場合 | 月に1回 | ||
・液体肥料の場合 | 週に1回 | ||
真夏を除いて定期的に肥料を与えます。 | 成長が盛んな3~5月・9~10月は多めに施しても大丈夫です。 |
ハイポネックス(HYPONeX)さんのハイポネックス原液とリキダスを使用しています。
ハイポネックス原液は肥料、リキダスは活力剤です。ともに、さまざまな植物に与えることができ、初めてでも安心して使用することができます。希釈して使用するのでお財布にも優しいです。
真夏を除いて、週に1回を目安に、水やり代わりにハイポネックスとリキダスを一緒に与えています。
カーネーションの育て方
植え替え
花が咲き終わった頃、梅雨入り前か秋に、毎年植え替えをしてあげます。
根詰まりすると株が弱ってしまい、蕾が開かなくなったり、下葉が枯れたりする原因になります。
根鉢を丁寧に崩し、一回り大きい鉢に植え替え、土をリフレッシュします。元の鉢に植え直すときは、古い根を整理してから、植え直すようにします。
花がら摘み
咲き終わった花がらは、早めに摘み取ってあげます。
こまめに摘み取ることで、他の部分に栄養が回りやすくなり、新しい花芽も育ちやすくなります。
咲き終わった花がらをそのままにしておくと、腐ってしまい病気の原因になるので、注意が必要です。
切り戻し
多湿を嫌うので、ひととおり咲き終わったら、株の風通しをよくするために、必ず切り戻しをします。
節から出ている脇芽や芽吹きそうな節を確認して、その節の上で切り落とします。
下から数えて2節目くらいまでバッサリ切り落としても大丈夫です。2週間でここまで新芽が育ち、花付きも良くなります。
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