【ダリア】苦手な夏を乗り越えるために!切り戻しをして秋を迎えましょう

ダリア切り戻し ダリア
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原産地が、メキシコやグアテマラの高地であるダリア。夏は涼しく冬は暖かいことが特徴です。

ダリアにとって、日本の夏は気温が高く、弱りやすい時期となります。苦手な時期に花を咲かせていると、ますます株が弱ってしまいます。

秋に綺麗な花をたくさん咲かせるために、切り戻しをして夏越しをさせてあげます。

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切り戻しの時期

梅雨明けの7月下旬ごろ、遅くても8月上旬までに切り戻しをします。

梅雨明けのころ、蕾や葉に枯れた様子が見られたら、暑さで株が弱り始めているサインです。

ダリア枯れた蕾
2023年7月22日 蕾を触ってみると中がスカスカで花が咲く様子はありません
ダリア枯れた葉
葉もところどころ枯れ始めてきました

切り戻しの位置

下から3~4節を残すようにし、その上をカットします。

節から新芽が出ていれば、その節のすぐ上で、迷わずカットして大丈夫です。

ダリア切り戻し位置

草丈80cmほどあったダリアが、35cmほどになりました。半分以上の切り戻しです。

日当たりや風通しが良くなり、過湿状態を防ぐことができます。

ダリア80cm
ダリア35cm

切り口の保護

ダリアの茎は、空洞になっていて、竹のように節の部分は閉じています。

この空洞に雨水が入ると腐ってしまうことがあります。

なるべく節のすぐ上でカットをし、空洞の長さを短くしてあげると良いです。

ダリア切り口

切り口に雨水が入り腐ってしまうのを防ぐため、切り口にトップジンMペーストを塗って保護してあげます。

ダリア切り口トップジンMペースト
トップジンMペースト

トップジンMペーストは植物の癒合剤で、人間でいえば傷薬、オロナインのようなものです。病原菌の侵入を防ぎ、枯れ込みを防止し、切り口の回復を早めてくれるペースト状の殺菌剤です。

雨水が入るのを防ぐ目的だけであれば、アルミホイルでも代用できます。切り口をよく乾燥させてからアルミホイルで多い、さらに紐で縛ります。

もし中に雨水が溜まってしまった場合には、節のすぐ上で縦に切れ目を入れるかキリを刺して水抜き用の穴を作り、雨水を排水してあげます。

まとめ

せっかく大きく育った茎をバッサリ切るのは勇気が必要かもしれませんが、切り戻しは難しくありません。

切り戻しをすることで、株元の風通しがよくなりダリアが元気になるのはもちろん、新しい芽が出て株のリフレッシュにもなるというメリットあがります。

秋に綺麗な花をたくさん咲かせるために、是非切り戻しをして、夏越しをさせてあげましょう!

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ダリア球根

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