【ピーマン】初めてでも育てやすい!ピーマンのプランター栽培

ストロング ピーマン ピーマン
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炒めものなど様々な料理に活用できる夏野菜の代表ピーマン。

ピーマンは、実の収穫期間が長く、1本の株からたくさんの実を収穫することができます。また、暑さに強く、病害虫の心配が比較的少ないので、初めてでも育てやすい野菜です。

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用意するもの

ピーマンの苗

ピーマンの苗は、葉の色が濃く、茎は太く、節間が詰まっているものを選ぶようにします。

本葉が8~10枚ついていて、1番花の蕾が膨らんでいる苗を選ぶと良いです。若すぎる苗や、実がついている苗は避けるようにします。

プランター

プランターは、直径30cm×深さ30cm以上のものを使用します。

大きなプランターで育てると、株が大きくなるため、たくさん収穫することができます。小さなプランターでは、うまく育つことができないので、できるだけ大きなプランターを選ぶと良いです。

培養土

ピーマンは、保水性と排水性が良く、肥沃な土を好みます。野菜専用の培養土を利用すると便利です。

㈱花ごころさんの培養土を使用しています。

◆花も野菜も上手にできる「特選有機花ごころ培養土

通気性・排水性に優れていて、なおかつ保水力も良好です。効き目が穏やかで肥効効果の長い肥料が配合されているので、元肥を混ぜる手間なく、すぐに使用することができます。天然有機のフカフカな土がとても扱いやすいです。

鉢底石

水はけを良くするため、鉢底石を入れます。

スリット鉢などの排水性が優れているプランターを利用する場合、鉢底石は必要ありません。

支柱

ピーマンは、株の高さが1mくらいになるので、支柱は120cm以上のものを用意します。

誘引用のひも

誘引用のアイテムには、ビニールひもやクリップタイプのものがありますが、麻ひもを使うと良いです。

ビニールひもを利用すると、すぐにほどけてしまうことがありますが、麻ひもは表面がザラザラとしていて摩擦力が高いため、滑りやすい支柱に結び付けても、自然とほどけることが少ないです。

また、クリップタイプやビニールタイを利用すると、茎が傷ついてしまうことがありますが、麻ひもを利用することによって、茎が傷ついてしまう心配を減らすことができます。

麻ひもを利用しても、結び目が茎に当たると傷ついてしまうことがあるため、支柱側に結び目をつくるようにすると良いです。

ピーマンの栽培方法

植えつけ

ピーマンの植えつけの適期は、5月上旬~6月下旬です。

ピーマンは寒さに弱いので、遅霜の心配がなくなり、地温が十分あがってから植えつけるようにします。

  1. 鉢底石を敷く場合は、鉢の底が見えないように敷き詰めます。
  2. プランターのフチから培養土の表面まで5~6cm程度のウォータースーペースができるように培養土を入れます。培養土に肥料が入っていない場合は、元肥を混ぜ込みます。
  3. 苗を植えるための穴をあけ、根鉢を崩さないように苗を植えつけます。苗の表面の土が見える程度に浅く植えるようにします。
  4. 周りの土を寄せ、軽く押さえて、苗を安定させます。
  5. 苗の近くに支柱を立てます。麻ひも(誘引ひも)を使って、支柱へ8の字に結びます。茎は成長して太くなるので、少しゆとりをもって結ぶと良いです。
  6. 根を土になじませるために、たっぷりと水やりをします。

わき芽かき

株の成長を促し、たくさんの実を収穫するために、1番花に実がつき始めたら、わき芽かきをします。

主枝と呼ばれる一番太い枝を残します。1番花より下のわき芽は、勢いよく伸びた2本を残します。その他のわき芽はすべて摘み取り、3本仕立てにします。

1番花より上のわき芽は、すべて残すようにします。

水やり

土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりをします。

真夏は乾きやすいため、朝夕2回、水やりが必要になる場合もあります。日中の暑い時間帯を避けて水やりをすることが大切です。

追肥

ピーマンはたくさんの実をつけるので、多くの栄養が必要です。植えつけ3週間後から収穫が終わるまで、肥料を切らさないように追肥を施します。

化成肥料を与える場合は2週間に1回、液体肥料を与える場合は1週間に1回を目安にすると良いです。使う肥料の使用方法を守って与えるようにします。

ハイポネックス(HYPONeX)さんのハイポネックス原液リキダスを使用しています。

ハイポネックス原液は肥料、リキダスは活力剤です。ともに、さまざまな植物に与えることができ、初めてでも安心して使用することができます。希釈して使用するのでお財布にも優しいです。

収穫

開花後、15~20日程度で収穫をすることができます。

一番果は、3~4cmのうちに収穫します。小さいうちに収穫することによって、主枝の成長を促すことができます。

二番果以降の実は、6~7cmを目安に収穫をします。実をいつまでもつけておくと、株の体力がなくなり、実つきが悪くなってしまいます。こまめに収穫することによって、他の実に栄養がいかなくなってしまうのを防ぐことができます。

果菜類であるピーマンやナス、キュウリなどの夏野菜は、早朝の涼しい時間帯に収穫すると良いです。早朝は気温が低いため鮮度を維持しやすく、みずみずしさや採れたてのおいしさを、より一層感じることができます。

連作障害

特定の植物を同じ土で育てると生育が悪くなったり、病気にかかったり、枯れてしまうことがあります。この現象を連作障害といいます。

ピーマンはナス科の植物で、連作を嫌います。

ナス科の植物にはピーマンの他に、トマト・ナス・シシトウ・トウガラシ・ジャガイモなどがあります。これらナス科の植物を同じ土で育てる場合は、3~4年休むようにします。

翌年もピーマンを育てる場合は、新しい土を使うようにします。

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ストロング ピーマン
2024年7月7日
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2024年10月6日
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