【タイム ロンギカウリス】爽やかな香りが魅力!ピンクの花が可愛いロンギカウリスの育て方

タイム ロンギカウリス クリーピングタイム タイム
スポンサーリンク

小さくてかわいいピンクの花をたくさん咲かせ、葉から漂う爽やかな香りが魅力のタイム ロンギカウリス。

乾燥・寒さ・病害虫に強く、生育旺盛でカーペット状にきれいに広がるので、グランドカバーとして雑草防止に役立ちます。

ピンクの可愛い小花は、グランドカバーとしてだけではなく、寄せ植えや花壇の縁取りとして楽しむこともできます。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

タイムの種類

タイムには、立ち性と匍匐性の品種があります。

基本的にハーブとして用いられるのは立ち性のタイムで、代表的なものにコモンタイムがあります。一方、匍匐性のタイムは観賞用に用いられることが多く、ロンギカウリスは、匍匐性のタイムの中でもグランドカバーとして人気のある品種です。

ロンギカウリスは、クリーピングタイムの名前で販売されているのを見かけますが、調べたところ、クリーピングタイムは別名「ヨウシュイブキジャコウソウ」「ワイルドタイム」とも呼ばれている、ロンギカウリスとは別の匍匐性タイムのようです。

  • 立ち性タイム
    • コモンタイム(Thymus vulgaris)
    • フレンチタイム(Thymus vulgaris cv.)
    • レモンタイム(Thymus × citriodorus) etc.
  • 匍匐性タイム
    • ロンギカウリス(Thymus longicaulis)
    • クリーピングタイム(Thymus serpyllum)
    • イブキジャコソウ(Thymus quinquecostatus) etc.

ロンギカウリスの基本情報

MEMO

タイムの中でも生育が抜群に早く、カーペット状に広がるので、グランドカバーに最適
とても丈夫で、暑さに強く夏も青々とよく茂り、冬も葉が残る常緑性
初夏にはピンクのポンポン咲きの花を一面に咲かせて見事

DATA

  • 花期;春
  • 草丈;約 10cm
  • 耐寒性;約 -15℃
  • 耐暑性;強
  • 日照;日向~やや半日陰
  • 原産地;地中海沿岸
引用元:おぎはら植物園

ロンギカウリスの栽培環境

日当たり・置き場所

ロンギカウリスは、日当たりと風通しの良い場所を好みます。

蒸れを嫌うので、梅雨時は長雨に当てないよう、軒下で管理をすると良いです。真夏の高温多湿が苦手なので、真夏は半日陰になる涼しい場所で育てるようにします。

寒さに強い常緑多年草なので、屋外でも問題なく冬越しをすることができます。寒さに当たると、葉が黄色っぽくなることがありますが、根が生きていれば春にまた芽吹いてくれます。

用土

ロンギカウリスは、多湿を嫌うので、水はけの良い環境で育てるようにします。

庭植えの場合は、植えつける1~2週間前に、腐葉土や堆肥などを混ぜ、よく耕して水はけの良い環境を作っておきます。

土を配合する場合は、一般的な赤玉土7:腐葉土3の割合で配合をします。水はけを良くするために、少量の軽石や鹿沼土を混ぜても良いです。

市販の一般的な草花用培養土でも十分に育てることができます。

㈱花ごころさんの培養土を使用しています。

◆花も野菜も上手にできる「特選有機花ごころ培養土

通気性・排水性に優れていて、なおかつ保水力も良好です。効き目が穏やかで肥効効果の長い肥料が配合されているので、元肥を混ぜる手間なく、すぐに使用することができます。天然有機のフカフカな土がとても扱いやすいです。

水やり

庭植えの場合、しっかり根づいたあとは、自然に降る雨だけで大丈夫です。真夏に晴天が続いて土が乾燥したときは、たっぷりと水やりをします。

鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりをします。過湿に弱いので、水をやり過ぎると根腐れの原因になるため注意が必要です。

庭植えも鉢植えも、真夏に水やりをする場合、昼間に水やりをするとすぐにゆるま湯になってしまいます。株が弱ってしまう原因になるので、日中の暑い時間帯を避けて水やりをすることが大切です。

肥料

庭植えの場合は、植えつけの時に腐葉土や堆肥などをよく混ぜ込んでおけば、追肥を与えなくても育つことができます。

鉢植えの場合は、秋から春にかけて緩効性化成肥料を施します。薄めた液肥を与えても良いです。

水やり代わりに、ハイポネックス(HYPONeX)さんのハイポネックス原液リキダスを使用しています。

ハイポネックス原液は肥料、リキダスは活力剤です。ともに、さまざまな植物に与えることができ、初めてでも安心して使用することができます。希釈して使用するのでお財布にも優しいです。

ロンギカウリスの育て方

植えつけ

ロンギカウリスの植えつけの適期は春と秋です。

水はけの良い土を使用し、日当たりと風通しが良く、真夏は半日陰になるような涼しい場所に植えつけると良いです。

切り戻し

花がひととおり終わったら切り戻しをします。

ロンギカウリスは、多湿が苦手なので、梅雨は特に株の風通しを良くすることが大切です。

植え替え

ロンギカウリスの植え替えの適期は、植えつけと同じ、春と秋です。

庭植えの場合は、数年経って株が弱ってきたら、株分けをして植え替えてあげると良いです。

鉢植えの場合は、根鉢が回っているようなら、株分けを兼ねて植え替えをします。成長が早いので、1~2年に一度は植え替えをすると良いです。

ふやし方

ロンギカウリスは、株分けと挿し芽で増やすことができます。

根が出ている匍匐茎を切り取って植えつけると、簡単にふやすことができます。

Photo Gallery

タイム ロンギカウリス クリーピングタイム
2024年5月8日
タイム ロンギカウリス クリーピングタイム
2024年5月8日
タイム ロンギカウリス クリーピングタイム
2024年7月18日 植えつけから2ヶ月ちょっと、暑さに負けず青々と茂り、カーペット上に広がっています。
タイム ロンギカウリス クリーピングタイム
2024年11月13日
タイム ロンギカウリス クリーピングタイム
2025年2月8日 寒さが増して葉がぷっくり、緑の濃さもましています。
タイム ロンギカウリス クリーピングタイム
2025年4月6日 開花までもう一息です♪
タイム ロンギカウリス クリーピングタイム
2025年4月14日 ようやく開花しました❣
タイム ロンギカウリス クリーピングタイム
2025年4月19日 ピンクの絨毯、良い香りです♪

コメント

タイトルとURLをコピーしました