【キンギョソウ】金魚のような花形が可愛らしい!甘い香りが魅力のキンギョソウの育て方

キンギョソウ キンギョソウ
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金魚を思わせるような花形が可愛らしく、甘い香りが魅力のキンギョソウ。

キンギョソウには多くの品種があり、様々な花色や草丈を楽しむことができます。花色は、春らしいパステルカラーだけでなく、ビビットな赤色のキンギョソウもあります。草丈は、20~30cmの小型のものから、1mを超える高性のものまであります。

本来キンギョソウは多年草ですが、高温多湿に弱く、日本の長雨や多湿で枯れてしまうことがあるため、一年草扱いとされています。

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キンギョソウの基本情報

園芸分類   草花 
形態多年草(一年草扱い)原産地地中海沿岸地方  
草丈/樹高20~120cm  開花期  主に4~6月 (ほぼ周年開花)  
花色白、赤、ピンク、オレンジ、黄、複色栽培難易度(1~5) 2
耐寒性強い(極寒地では冬に枯死)耐暑性強い(ただし、長雨や多湿に弱い)
引用元:みんなの趣味の園芸

キンギョソウの栽培環境

日当たり・置き場所

キンギョソウは、日当たりと風通しの良い場所を好みます。

乾燥と寒さ・暑さには強いですが、多湿と蒸れには弱いので、風通しの良い場所で育てるようにします。

高温多湿に弱いため、夏に枯れてしまうことが多いです。鉢植えにして、雨や直射日光の当たらない涼しい場所に移動させて管理をすると、夏を越してくれることもあるようです。

用土

キンギョソウは、水はけの良い土を好みます。

庭植えの場合は、植えつける1~2週間前に、腐葉土や堆肥などを混ぜ、よく耕しておきます。

土を配合する場合は、一般的な赤玉土7:腐葉土3の割合で配合をします。水はけを良くするために、少量の軽石や鹿沼土を混ぜても良いです。

市販の一般的な草花用培養土でも十分に育てることができます。

㈱花ごころさんの培養土を使用しています。

◆花も野菜も上手にできる「特選有機花ごころ培養土

通気性・排水性に優れていて、なおかつ保水力も良好です。効き目が穏やかで肥効効果の長い肥料が配合されているので、元肥を混ぜる手間なく、すぐに使用することができます。天然有機のフカフカな土がとても扱いやすいです。

水やり

キンギョソウは多湿に弱いので、乾燥気味に育てるようにします。

庭植えの場合、しっかり根づいたあとは、自然に降る雨だけで大丈夫です。キンギョソウは乾燥に強いとはいえ、真夏に晴天が続いて土が乾燥したときは、たっぷりと水やりをします。

鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりをします。水をやり過ぎると根腐れの原因になるので注意が必要です。

肥料

庭植えの場合は、植えつけの時に腐葉土や堆肥などをよく混ぜ込んでおけば、追肥を与えなくても育つことができます。

鉢植えの場合も、元肥を施しておけば、追肥を与えなくても育つことができます。生育が思わしくない場合は、春と秋に緩効性化成肥料を与えるか、薄めた液体肥料を与えても良いです。

ハイポネックス(HYPONeX)さんのハイポネックス原液リキダスを使用しています。

ハイポネックス原液は肥料、リキダスは活力剤です。ともに、さまざまな植物に与えることができ、初めてでも安心して使用することができます。希釈して使用するのでお財布にも優しいです。

キンギョソウの育て方

植えつけ

キンギョソウの植えつけの適期は、春と秋です。

比較的丈夫な植物ですが、真夏に植えつけをするのは避けた方が良いです。

キンギョソウは直根性なので、根が傷つくと育たなくなることがあります。植えつけるときは根鉢を崩さず、根を触らないように気を付けて植えつけをします。

庭植えの場合も鉢植えの場合も、深植えにはせず、根が隠れる程度の浅植えにすると良いです。

「直根(ちょっこん)」とは

【意味】
細い根が少なく、太くまっすぐ下に伸びる根のことです。このような根を持つ植物を直根性植物といいます。

【使用例】
「この植物は直根性だから植え替えは難しいかもしれないよ」

【豆知識】
ダイコン、ニンジン、ゴボウ

引用元:サカタのタネ

花がら摘み

キンギョソウの咲き終わった花は、花穂の下でこまめに摘み取るようにします。花がらをこまめに摘み取ることによって、花つきがよくなります。

また、花がらや古葉を取り除くことによって風通しを良くすることができ、病害虫の予防にもつながります。

切り戻し

キンギョソウは四季咲き性があるので、花が終わった後に、草丈の半分以下に切り戻しをすることによって、再び枝が伸びて花を咲かせてくれます。切り戻したところから脇芽が出ることによって枝数が増え、花数も増えるようになります。

キンギョソウは、多湿が苦手で蒸れに弱いため、梅雨は特に株の風通しを良くすることが大切です。梅雨入り前に、草丈の半分くらいまで株全体を切り戻したり、混みあった枝を間引いたりすることによって、風通しが良くなり、蒸れを防ぐことができます。

切り戻しをするときは、下葉を必ず残すようにします。

植え替え

キンギョソウを一年草として扱う場合は、植え替えの必要はありません。

ただし鉢植えの場合、根鉢が回っているようなら、植え替えをしてあげると良いです。

キンギョソウは直根性の植物なので、植え替えをするときも根を傷つけないように注意が必要です。根鉢は傷さずに肩の古い土だけを落として、新しい土で植え替えをします。

ふやし方

キンギョソウは、タネまきと挿し芽で増やすことができます。

Photo Galley

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