【シクラメン】毎年きれいな花を咲かせましょう!冬を彩るシクラメンの育て方

シクラメン シクラメン
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花の少ない冬の時期に華やかな彩りを与えてくれるシクラメン。

シクラメンは球根植物のため、育て方のコツをつかめば、長い期間繰り返し美しい花を咲かせてくれます。

10℃~20℃の環境に置き、咲き終わった花や黄色くなった葉を、こまめに取り除くようにすることが、花を長く楽しむポイントです。

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シクラメンの基本情報

園芸分類   球根
形態多年草原産地北アフリカから中近東、ヨーロッパの地中海沿岸地域
草丈/樹高10~70cm  開花期  10月~3月
花色白、赤、ピンク、黄、紫、複色栽培難易度(1~5) 2
耐寒性弱い(ガーデンシクラメン)~弱い(その他のシクラメン)耐暑性普通
引用元:みんなの趣味の園芸

シクラメンの栽培環境

日当たり・置き場所

シクラメンは日当たりを好みます。

冬を華やかに彩ってくれるシクラメンですが、耐寒温度が5℃ほどと寒さに弱いので、冬は室内に取り込み、室内の日がよく当たる窓辺に置きます。ただし冬の夜間、窓辺は冷え込むので、夜間は部屋の中央に置くようにします。

暑さにも弱いので、室内が20℃以上にならないように温度設定をします。エアコンの風が直接当たらないように注意が必要です。

ガーデンシクラメンは、耐寒性があるので戸外で育てることができます。

春と秋は、戸外の日がよくあたる場所に置きます。

多湿を嫌うので、梅雨の時期は、雨の当たらない風通しの良い場所に置くと良いです。

夏の休眠期には、雨と直射日光が当たらない風通しの良い場所で管理をします。

用土

シクラメンは、市販の草花用培養土で問題なく育てることができます。

㈱花ごころさんの培養土を使用しています。

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通気性・排水性に優れていて、なおかつ保水力も良好です。効き目が穏やかで肥効効果の長い肥料が配合されているので、元肥を混ぜる手間なく、すぐに使用することができます。天然有機のフカフカな土がとても扱いやすいです。

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海藻に含まれるミネラル・カルシウム成分が、根張り良く、葉や茎を青々とさせます

水やり

シクラメンは、過湿を嫌うので、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。

球根の中央の凹んでいる部分に水がたまると、球根が傷んでしまいます。葉をめくって、球根の中央に水がかからないように、株元に水を与えるようにします。

シクラメンの夏越しには、「休眠法」と「非休眠法」の二つの方法があります。

休眠法で育てる場合は、6月~8月は水やりを完全にストップします。非休眠法で育てる場合は、乾かし気味に管理をします。

肥料

ハイポネックス(HYPONeX)さんのハイポネックス原液リキダスを使用しています。

ハイポネックス原液は肥料、リキダスは活力剤です。ともに、さまざまな植物に与えることができ、初めてでも安心して使用することができます。希釈して使用するのでお財布にも優しいです。

生育期には、1週間に1回を目安に、水やり代わりにハイポネックスとリキダスを一緒に与えています。

休眠法で育てる場合は、夏の間は肥料を一切与えないようにします。非休眠法で育てる場合は、2~3週間に1回、薄めた液肥を与えるようにします。

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シクラメンの育て方

葉組み

株の中央にある葉を、葉が交差しないよう、外側の古い葉の下へ移動させます。葉組をすることによって、株の中心にも日光があたりやすくなり、新しい芽の成長を促すことができます。

また、花を中央に集めることによって、姿を整えることができます。

花がら摘み・葉摘み

咲き終わった花や黄色くなった葉は、こまめに取り除くようにします。

花も葉も、茎の根元をつまみ、軽くねじって抜き取ります。

ハサミで切ると、切り口から菌が入って腐る原因となります。必ず手で抜き取るようにします。

夏越し

シクラメンの夏越しには、「休眠法」と「非休眠法」の二つの方法があります。

6月に入る頃、葉が枯れて休眠に入った株は休眠法で管理をし、葉が10枚以上残っている株は非休眠法で管理をすると良いです。

① 休眠法:花が終わった6月ごろから徐々に水やりの回数を減らしていきます。新しい葉が展開しなくなったら休眠状態に入っているので、水やりを止めて雨のかからない風通しのよい場所に置きましょう。枯れ葉などが残っていれば、球根から取り除きます。

  9月に入り、秋の気配が感じられるころに水やりを少しずつ再開します。新しい葉が出てきたら、徐々に日当たりのよい場所に移動し、液肥などで追肥をして育てます。この方法は、省力的で球根の腐敗を防ぎやすく無難ですが、開花が遅れる傾向にあります。

② 非休眠法:球根がかたく、しっかりした株を選びます。6月ごろに枯れた花と葉を取り除き、元気な葉だけを残します。軒下など涼しくて風通しがよく、雨と直射日光が当たらない場所で管理します。土が乾いたらたっぷりと水を与えますが、葉や球根の中心部に水がかからないように注意してください。

  9月に入り、秋めいてきたころに一回り大きな鉢に植え替えます。徐々に日当たりのよい場所に移動し、液肥などで追肥をして育てます。この方法は、手間が掛かり球根が腐敗するリスクを伴いますが、前年より一回り大きな株になり、開花が早まる利点があります。

引用元:タキイネット通販

植え替え

9月頃、暑さが落ち着いたら、植え替えをします。

休眠株を植え替える場合は、球根についている土を落として、球根の硬さを確認します。柔らかい球根は腐ってしまっているので、残念ながら諦めます。硬い球根は夏越しが出来ているので、根を半分くらいの長さに切り、一回り大きな鉢に植え替えをします。

非休眠株を植え替える場合は、根鉢をあまり崩さないようにして、一回り大きな鉢に植え替えをします。

休眠株を植え替える場合も、非休眠株を植え替える場合も、古い土を使わず新しい土に植え替えをします。

球根の頭が、土から3分の1程度出ている状態で植えつけるようにします。

シクラメン植え替え

Photo Gallery

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