【クリスマスローズ】丈夫で育てやすい!冬を彩るクリスマスローズの育て方3つのポイント

クリスマスローズ クリスマスローズ
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冬の貴婦人ともよばれるクリスマスローズ。

「ローズ」と名前がついていますが、バラ科ではなく、キンポウゲ科ヘレボルス属の常緑多年草です。

3つのポイント「夏の直射日光が当たらない場所」「水はけのよい場所」「風通しのよい場所」をおさえれば、比較的丈夫で育てやすい植物です。

ポイントをおさえて、クリスマスローズの冬の荘厳な世界を楽しみましょう。

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クリスマスローズとレンテンローズ

「クリスマスローズ」の名前は、本来、ヘレボラス属の原種の1種類である「ヘレボルス・ニゲル(Helleborus niger)」につけられた名前だそうです。クリスマスローズという名前のとおり、クリスマスの頃に花が咲きます。花色は白で、草丈は30cmほどです。

日本で多く市場に出回っているのは、「ヘレボルス・オリエンタリス(Helleborus orientalis)」で、「レンテンローズ」や「ハルザキクリスマスローズ」とも呼ばます。ハルザキクリスマスローズと呼ばれるように、初春(2~3月)に花が咲き、様々な花色の園芸品種があります。レンテンローズの草丈は40cm~60cmと、クリスマスローズより高く育ちます。

日本の市場では、「ヘレボルス・ニゲル」だけではなく「ヘレボルス・オリエンタリス」なども「クリスマスローズ」の名前で出回っています。

クリスマスローズの基本情報

園芸分類草花
形態多年草原産地
草丈/樹高 10~50cm開花期 1月~3月
花色白、ピンク、黄、緑、
紫、茶、黒、複色 
栽培難易度(1~5)3   
耐寒性強い          耐暑性普通       
引用元:みんなの趣味の園芸

クリスマスローズの栽培環境

日当たり・置き場所

生育期の10月~4月ごろは午前中にたっぷり日が当たる南東側、休眠期の5月~9月は1時間ほど朝日が当たる程度の北東側、の風通しの良い場所に置いています。

日当たりを好むので、生育期はしっかり日に当てることで、花芽や新葉の成長を促すことができます。

クリスマスローズは寒さに強いですが、日本の夏の暑さが苦手です。真夏の西日が当たる場所は避けるようにします。

クリスマスローズの植え付けは落葉樹の下が最適です。

木立性のバラの下に植えると一年を通して花を楽しむことができます。

用土

㈱プロトリーフさんの培養土を使用していました。

粒状かる~い培養土

粒状の原料のみを使っているので、通気性と排水性に優れ、根張りもとても良いです。

粒の色で水やりのタイミングがつかみやすく、また軽くて持ち運びがラクなので、とても扱いやすい培養土です。

とても良い培養土だと思いますが、なかなか花芽が上がってくれないので、花が咲く姿を見るために専用の土に入れ替えてみました。

㈱花ごころさんの培養土を使用しています。

◆清楚で可憐に咲く「クリスマスローズの土

排水性と保水性のバランスが良く、ふかふかで扱いやすい培養土です。緩効性化成肥料が入っているので、手間なくすぐに使用することができます。

水やり

クリスマスローズは比較的乾燥に強いです。

生育期は、土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水やりをします。

休眠期は、根腐れに注意し、やや乾かし気味に管理します。

季節に応じて、土や葉の状態を見ながら、水やりの頻度を変えてあげることが大切です。

追肥

・緩効性肥料10月、12月、2月に1回ずつ
・液体肥料10月~4月まで緩効性肥料の他に月に2~3回
生育の止まる5月~9月は肥料を施しません。
肥料の基本

ハイポネックス(HYPONeX)さんのハイポネックス原液リキダスを使用しています。

ハイポネックス原液は肥料、リキダスは活力剤です。ともに、さまざまな植物に与えることができ、初めてでも安心して使用することができます。希釈して使用するので、お財布にも優しいです。

生育期は、週に1回を目安に、水やり代わりにハイポネックスとリキダスを一緒に与えています。

クリスマスローズの育て方

植え替え

生育旺盛で根がよく張ります。毎年植え替えてあげると良いです。

適期は生育期が始まる10月~11月頃です。

根を傷つけないように注意しながら根鉢を崩し、古い土と傷んだ根を取り除きます。

新しい土で、深植えにならないように植え付けます。

古葉取り

新葉が充実する11月~12月ごろ、新しい葉を残して古い葉を切り取ります。

余分な古い葉を取り除くことで、株元の日当たりと風通しを良くしてあげます。

地際でカットすると切り口から菌が入りやすくなるので、根元3~5cmほど残して切り取るようにします。

クリスマスローズ古葉取り

花がら摘み

クリスマスローズは種を作ると株も疲れてしまいます。

花が終わったら、花茎や傷んだ花弁を切り取ることによって、株の体力が弱るのを防ぐことができます。

ふやし方

クリスマスローズは株分けで増やすことができます。

あまり細かく分けすぎると生育が悪くなるので、1株が3芽以上になるように株分けをします。

Photo Gallery

クリスマスローズ
2022年6月4日 お迎えした年に咲いて以来、4年?5年?花が咲いてくれません。何とか花が咲く姿を見たいと思い、スリット鉢に植え替えました。
クリスマスローズ
2022年10月19日 スクスク育ってくれるはずが、育つどころか小さくなってしまいました。なるべく日の当たらないところに置いていましたが、暑いのはとっても苦手なようです。
クリスマスローズ
2022年11月8日 寒さを感じ、ようやく芽が動き始めてくれました。
クリスマスローズ
2023年7月12日 また花が咲かないまま、夏を迎えることになりました。まずは元気に夏越しをしてくれますように。。。
クリスマスローズ新芽
2023年10月17日 新芽が出始めました。
クリスマスローズ新芽
2023年10月17日 とても生命力を感じる新芽です。
クリスマスローズ
2023年10月17日 新芽が充実するまで、古葉はもうしばらく残しておきます。
クリスマスローズ
2023年11月1日 新芽が充実してきたので古葉を切り取りました。
クリスマスローズ
2023年11月10日
クリスマスローズ
2023年11月10日
クリスマスローズ
2023年11月16日
クリスマスローズ
2023年12月2日
クリスマスローズ
2023年12月29日
クリスマスローズ
2023年12月29日
クリスマスローズ
2024年1月6日
クリスマスローズ
2024年1月6日
ヘレボルス・ニゲル
2024年2月25日 クリスマスローズ本家のニゲルをお迎えしました。
ヘレボルス・ニゲル
2024年2月25日 ヘレボルス・ニゲル
ヘレボルス・ニゲル
2024年2月29日 ヘレボルス・ニゲル。スリット鉢へ植えつけました。
ヘレボルス・ニゲル
2024年3月20日 ヘレボルス・ニゲル。純白の花弁がとてもきれいです。

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