ピンクのマーブル模様が入った白い小花が可憐で魅力的な宿根ネメシア「フェアリーマーブルピンク」。
宿根ネメシア「フェアリーマーブルピンク」は、ゲブラナガトヨさんが作出したネメシアで、世界初!花弁にピンクのストライプが入ったネメシアです。
宿根ネメシア「フェアリーマーブルピンク」は、ふわっと漂う甘い香りも魅力のひとつです。
ネメシアには一年草と宿根草の品種がありますが、フェアリーマーブルピンクは、耐寒性のある四季咲きの宿根ネメシアです。
ネメシアの基本情報
園芸分類 草花 形態 多年草、一年草 原産地 南アフリカ 草丈/樹高 10~40cm程度 開花期 10月~6月 花色 青、白、ピンク 栽培難易度(1~5) 2 耐寒性 普通 耐暑性 弱い 引用元:みんなの趣味の園芸
宿根ネメシアの栽培環境
日当たり・置き場所
宿根ネメシアは、日当たりと風通しの良い場所を好みます。
日当たりが悪いと、花付きが悪くなったり、徒長して風で倒れやすくなることがあります。
ただし、高温多湿が苦手なので、真夏の強い西日が当たる場所は避け、風通しの良い場所に置くようにします。
また、雨に濡れると株が傷みやすくなるので、鉢植えの場合は、雨の当たらない軒下などに置くと安心です。
用土
宿根ネメシアは、水はけの良い土を好みます。
庭植えの場合は、植えつける1~2週間前に、腐葉土や堆肥などを混ぜ、よく耕しておきます。
土を配合する場合は、一般的な赤玉土7:腐葉土3の割合で配合をします。水はけを良くするために、少量の軽石や鹿沼土を混ぜても良いです。
市販の一般的な草花用培養土でも十分に育てることができます。
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水やり
宿根ネメシアは、過湿を嫌うため、水のやり過ぎには注意が必要です。
庭植えの場合は、自然に降る雨だけで大丈夫です。ただし、真夏に晴天が続いて土が乾燥したときは、たっぷりと水やりをします。
鉢植えの場合は、土が乾いてからたっぷりと水やりをします。ただし、真夏は乾きやすいため、水切れにも注意が必要です。朝夕2回、水やりが必要になる場合もあります。日中の暑い時間帯を避けて水やりをすることが大切です。
肥料
庭植えの場合、植えつけの時に堆肥や腐葉土を混ぜ、元肥として緩効性肥料を施せば、追肥の必要はほとんどありません。夏越しできた株には、9~10月に緩効性化成肥料を施すと良いです。
鉢植えの場合、開花期間中に、月1回を目安に緩効性肥料を与えるか、10日~2週間に1回を目安に液体肥料を施します。真夏と真冬の花が休む時期には、肥料を切らすようにします。
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宿根ネメシアの育て方
植えつけ
宿根ネメシアの植えつけの適期は、3~4月の春と、9~11月の秋です。
肩の土を落とし、根鉢を少し崩して植え付けをします。
花がら摘み
宿根ネメシアの咲き終わった花は、こまめに摘み取ります。
散った花が葉につくことによって病害虫の発生につながります。花が散る前に摘み取ることによって、病害虫の発生を防ぐことができます。
切り戻し
宿根ネメシアは、真夏と真冬に花がお休みすることがあります。そのタイミングで、草丈の半分くらいまで切り戻しをすると良いです。
切り戻しをしたところから新芽が出て、また沢山の花を咲かせてくれるようになります。
植え替え
宿根ネメシアの植え替え適期は、植えつけと同じ、3~4月の春と、9~11月の秋です。
庭植えの場合は、秋に掘りあげをして、元肥を混ぜて耕してから、植え直してあげると良いとされています。
鉢植えの場合は、1~2年に1回、植え替えをしてあげると良いです。根鉢を軽くほぐし、古い土を落としてから、ひと回り大きい鉢に、新しい土で植え替えをします。
ふやし方
ネメシアは、タネまきと挿し芽で増やすことができます。
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