明るい日差しがとてもよく似合う華やかなダリア。
原産地のメキシコでは、ダリアが国花として人々から愛されています。
大小さまざま、とても多くの品種がありますが、花色が鮮明なので、花数の多くなる秋には主役になってくれます。
ダリアの基本情報
引用元:みんなの趣味の園芸
園芸分類 球根 形態 多年草 原産地 メキシコ、グアテマラ 草丈/樹高 20~200cm(皇帝ダリアは3~5m) 開花期 6月中旬~11月(真夏は咲きにくく、9月~10月が多い) 花色 赤、ピンク、オレンジ、黄、白、紫、複色 栽培難易度(1~5) 2 耐寒性 弱い(地中の凍らないことろで越冬) 耐暑性 強い(高温期は花が咲きにくい)
ダリアの栽培環境
日当たり・置き場所
真夏は強い西日がそそぐ場所ですが、風通しは良い場所に置いています。
原産地の高地は、夏は涼しく冬は暖かいことが特徴です。ですので、ダリアにとって日本の夏は気温が高く、弱りやすい時期となります。そのため、日よけをつくるか、土の表面の温度を上げないようにしてげると良いです。
用土
㈱花ごころさんの培養土を使用しています。
◆花も野菜も上手にできる「特選有機花ごころ培養土」
通気性・排水性に優れていて、なおかつ保水力も良好です。効き目が穏やかで肥効期間の長い肥料が配合されているので、元肥を混ぜる手間なく、すぐに使用することができます。天然有機のフカフカな土がとても扱いやすいです。
水やり
土の表面が乾いたら、底から水が出るくらいたっぷりと水やりします。
生育中は1日に1回を目安に、午前中のなるべく早い時間に水をあげます。
肥料
生育期(6月~11月) | 真夏は肥料を施しません。 |
・液体肥料の場合 | 1~2週間に1度のペースで施します。 |
・固形肥料の場合 | 1ヶ月に1回程度施します。 |
ハイポネックス(HYPONeX)さんのハイポネックス原液とリキダスを使用しています。
ハイポネックス原液は肥料、リキダスは活力剤です。ともに、さまざまな植物に与えることができ、初めてでも安心して使用することができます。希釈して使用するのでお財布にも優しいです。
生育期は週に一回を目安に、水やり代わりにハイポネックスとリキダスを一緒に与えています。
ダリアの育て方
植え付け
株が大きく育つので、プランターに植え付ける場合は、深型のプランターを使用するのが良いです。
球根は、発芽点を上向きにして、寝かすように斜めに置きます。5~10cmの深さになるように植え付けをします。
背が高く育つので、支柱の支えがなくては倒れてしまします。植え付けの時に必ず支柱を立てておきます。
切り戻し
日本の高温多湿の夏が苦手なので、夏場に花を咲かせていると、暑さで株が弱ってしまいます。秋にきれいな花を咲かせるために、梅雨明けの7月下旬ごろ、遅くても8月上旬までに切り戻しをします。
下から3~4節を残すようにし、その上をカットします。
掘り上げ・植え替え
球根を植えたままにしておくと、霜や雪などの影響で球根が腐ってしまうので、球根を掘り上げます。掘り上げた球根は乾燥させてから、土やおがくず、ピートモスなどを詰めた箱に球根を埋めておきます。霜にあてないよう5℃以下にならない場所で保管します。
球根を植えっぱなしにする場合は、球根が凍らないように、マルチングで寒さよけをしてあげます。春に植え替えをします。
ふやし方
分球や挿し芽で増やすことができます。
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