シックな銅葉がとても綺麗で、鮮やかな黄色い花を咲かせるリシマキア ミッドナイトサン。
銅色の葉と黄色い花のコントラストが美しく、ハンギングに仕立てたり、寄せ植えの縁取りに植えると素敵です。
リシマキアには這性のものと立性のものがありますが、ミッドナイトサンは這性の品種です。横に這うようにぐんぐん伸びるので、グランドカバーにもなります。
ミッドナイトサンは生育旺盛で、暑さ・寒さに強く、病害虫にも強い、とても育てやすい宿根草です。
リシマキアの基本情報
引用元:みんなの趣味の園芸
園芸分類 草花 形態 一年草、多年草 原産地 北半球 草丈/樹高 5~100cm 開花期 4月~8月 花色 紫、白、赤、黄、複色 栽培難易度(1~5) 2 耐寒性 強い 耐暑性 強い~普通
リシマキア ミッドナイトサンの栽培環境
日当たり・置き場所
リシマキア ミッドナイトサンは、日当たりが良く、少し湿り気がある場所を好みます。
明るい半日陰の場所でも育てることができますが、日当たりが足りないと、花つきや葉色が悪くなったり、徒長しやすくなります。
暑さには強いですが、真夏の直射日光を浴びて乾燥して枯れてしまうことがあります。庭植えの場合は、バラなどの株元に植えると良いです。鉢植えの場合は、真夏の直射日光を避けられる場所に置くと安心です。
寒さには強いですが、霜よけをしてあげると、葉が枯れずに冬越しをすることができます。リシマキア ミッドナイトサンは宿根草なので、冬に葉が枯れてしまっても、春になったら新芽があがってきます。
用土
リシマキア ミッドナイトサンは、水はけと水もちの良い、湿り気のある腐植質に富んだ土を好みます。
市販の一般的な草花用培養土を使用すると便利です。
㈱花ごころさんの培養土を使用しています。
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通気性・排水性に優れていて、なおかつ保水力も良好です。効き目が穏やかで肥効効果の長い肥料が配合されているので、元肥を混ぜる手間なく、すぐに使用することができます。天然有機のフカフカな土がとても扱いやすいです。
水やり
リシマキア ミッドナイトサンは、乾燥を嫌うので、湿り気のある状態を保つようにします。
庭植えの場合、しっかり根づいたあとは、自然に降る雨だけでほぼ大丈夫です。ただし、晴天が続いて土が乾燥したときは、たっぷりと水やりをします。
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりをします。真夏は特に、水切れに注意が必要です。真夏は、日中に水やりをすると水が熱湯になってしまうので、1日2回、早朝と夕方に水やりをします。
肥料
リシマキアミッドナイトは腐植質を好むので、植えつけの時に腐葉土をすき込んでおくと良いです。元肥として緩効性化成肥料を施します。
追肥は、春と秋に施します。緩効性化成肥料を与えるか、1週間に1回、液体肥料を与えると良いです。
ハイポネックス(HYPONeX)さんのハイポネックス原液とリキダスを使用しています。
ハイポネックス原液は肥料、リキダスは活力剤です。ともに、さまざまな植物に与えることができ、初めてでも安心して使用することができます。希釈して使用するのでお財布にも優しいです。
リシマキア ミッドナイトサンの育て方
植えつけ
リシマキア ミッドナイトサンの植えつけの適期は、3~5月の春と10~11月の秋です。
購入した苗の根がしっかり張っている場合は、苗の底の根を十字にハサミでカットして、少し根をほぐして植えつけると根づきやすくなります。
リシマキア ミッドナイトサンは、横にぐんぐん這うように伸びていくので、庭植えにする場合は、株間を50cmほど取ると良いです。
切り戻し
リシマキア ミッドナイトサンは生育旺盛なので、伸びすぎた茎は適宜切り戻しをします。
切り戻しをすることによって、株姿を美しく保つことができ、株の蒸れを防ぐこともできます。
植え替え
リシマキアミッドナイトサンの植え替えの適期は、植えつけと同じ春と秋です。
生育旺盛なので、根や茎が密になりがちです。
鉢植えの場合は、毎年植え替えをしてあげると良いです。
庭植えの場合も、株元の生育が悪くなることがあるので、2~3年に1回は植え替えをしてあげると良いです。
ふやし方
リシマキア ミッドナイトサンは、挿し芽・株分けで増やすことができます。
切り戻しをした茎を、土か水に挿せば比較的容易に発根してくれます。
植え替えの時に株分けをし、それぞれを植え直すことによって、株を増やすことができます。
また、這っている茎から根が出ていたら、その茎を切り分けて新しく植えることによって、株を増やすこともできます。
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