サントリーフラワーズさんが育種した、可愛いらしい小花が魅力のタピアン。
匍匐性で成長が早いので、グランドカバーとして雑草防止に役立ちます。虫や病気にも強いので、ローメンテナンスでとても育てやすいです。
こんもりと咲く可愛い小花は、グランドカバーとしてだけではなく、鉢植えやハンギングにして楽しむこともできます。
タピアンの基本情報
開花期 | 4月~11月 |
草丈 | 10~20cm |
株張 | 60~80cm |
花径 | 4~5cm |
花色 | バープリッシュホワイト、バイオレット、ローズ、ラベンダー、ピンク |
タピアンの栽培環境
日当たり・置き場所
お迎えした最初の年は、梅雨の時期に雨ざらしで、真夏は強い西日がそそぐ場所に置いていましたが、風通しの良さのおかげか、問題なく夏越しをしてくれました。冬も同じ場所に置いていましたが、霜に当たっても常緑で冬越しをしてくれました。
翌年の春、西側のスペースがいっぱいになったので、日当たりと風通しの良い東側へお引越しをしました。
日当たりを好むタピアンは、半日以上直射日光が当たる屋外に置いてあげると良いです。
用土
㈱花ごろこさんの培養土を使用しています。
◆花も野菜も上手にできる「特選有機花ごころ培養土」
通気性・排水性に優れていて、なおかつ保水力も良好です。効き目が穏やかで肥効期間の長い肥料が配合されているので、元肥を混ぜる手間なく、すぐに使用することができます。天然有機のフカフカな土がとても扱いやすいです。
水やり
土の表面が乾いたら、底から水が出るくらいたっぷりと水やりをします。
とくに乾燥が厳しい真夏は、1日に1回、午前中のなるべく早い時間に水やりをしています。
ただし土の表面が乾く前に水やりをすると根腐れの原因になるので注意が必要です。
追肥
ハイポネックス(HYPONeX)さんのハイポネックス原液とリキダスを使用しています。
ハイポネックス原液は肥料、リキダスは活力剤です。ともに、さまざまな植物に与えることができ、初めてでも安心して使用することができます。希釈して使用するのでお財布にも優しいです。
花が多く咲いている時期は、追肥を欠かさないようにすると、花付きが良くなります。週に1回を目安に、液肥を与えると良いです。
タピアンの育て方
植え替え
春、新芽が出てくるタイミングで植え替えをして、土もリフレッシュしてあげます。
花がら摘み・切り戻し
咲き終わった花はこまめに花茎ごと切り取ります。そこから新しい茎が伸び、たくさんの花を楽しむことができます。
8月ごろ、全体的に花数が減ってきたら切り戻しをします。株元にある緑の葉の上で切り戻しをすれば、大きく切り戻しをしても大丈夫です。10月ごろもう一度花を楽しむことができます。
その後、再び花数が減ってきたら、同様に切り戻しを行い短く刈り込みます。日当たりの良い場所で冬越しさせてあげます。
ふやし方
タピアンは株分け・挿し芽で増やすことができます。
パテント商品は、自分で楽しむ分には問題ありませんが、営利目的で増やしたりしてはいけません。
株分け
春に、植え替えと一緒に株分けをするのが、一番簡単で確実なのでオススメです。
挿し芽
2022年6月26日
摘芯した芽を挿し穂にして、挿し芽に挑戦です。
左「ピンク」
右「パープリッシュホワイト」
腰水で管理しましたが、残念ながら失敗に終わりました。
2022年7月3日
めげずに「パープリッシュホワイト」でリベンジです!
前回同様、挿し芽用の土を使用して育苗ポットに挿したのですが、また失敗に終わってしましました。
その後ダメ元で、摘芯した芽をそのまま、親株が植えてあるプランターの土に挿したら、しっかり根付いてくれました。生命力が旺盛なので、過保護は好まないのかもしれません。
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