濃い青色の小さな可愛らしい花を穂状に咲かせ、銅葉が美しいアジュガ チョコレートチップ。
アジュガ チョコレートチップの葉は、深みのあるチョコレート色の銅葉で、発色が良く、冬でも常緑なので、一年中葉色を楽しむことができます。
アジュガ チョコレートチップの花茎は、15cmほどと小さめですが、穂状の花は控えめがらも華やかさがあります。濃い青色の花と銅色の葉のコントラストが美しく、寄せ植えや花壇の縁取りに植えると彩を与えてくれます。
また、アジュガ チョコレートチップは、這うようにぐんぐん伸び、耐陰性に優れているので、シェードガーデンのグランドカバーに最適です。
アジュガには様々な品種がありますが、なかでもチョコレートチップは、耐寒性・耐暑性があり、性質強健、とても育てやすいアジュガです。
アジュガの基本情報
引用元:みんなの趣味の園芸
園芸分類 草花 形態 多年草 原産地 アメリカ大陸を除く温帯地域 草丈/樹高 10~30cm 開花期 4月~6月中旬 花色 ピンク、青紫 栽培難易度(1~5) 1 耐寒性 強い 耐暑性 やや弱い
アジュガ チョコレートチップの栽培環境
日当たり・置き場所
アジュガ チョコレートチップは、涼しい半日陰の場所を好みます。
アジュガ チョコレートチップの根は比較的浅いため、乾燥にはやや弱いです。
真夏の直射日光や西日にあたると、葉焼けをおこしてしまうので、注意が必要です。
用土
アジュガ チョコレートチップは、水はけと通気性が良く、保水性のある腐植質に富んだ土を好みます。
市販の一般的な草花用培養土を使用すると便利です。
㈱花ごころさんの培養土を使用しています。
◆花も野菜も上手にできる「特選有機花ごころ培養土」
通気性・排水性に優れていて、なおかつ保水力も良好です。効き目が穏やかで肥効効果の長い肥料が配合されているので、元肥を混ぜる手間なく、すぐに使用することができます。天然有機のフカフカな土がとても扱いやすいです。
水やり
アジュガ チョコレートチップは、乾燥を嫌うので、湿り気のある状態を保つようにします。
庭植えの場合、しっかり根づいたあとは、自然に降る雨だけでほぼ大丈夫です。ただし、晴天が続いて土が乾燥したときは、たっぷりと水やりをします。
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりをします。真夏は特に、水切れに注意が必要です。真夏は、日中に水やりをすると水が熱湯になってしまうので、1日2回、早朝と夕方に水やりをします。
肥料
アジュガ チョコレートチップは、あまり多くの肥料を必要としません。
植えつけの時に、元肥として緩効性肥料を施します。
追肥は、ほとんど必要がありませんが、生育が悪いようなら、春か秋に緩効性化成肥料か液体肥料を与えると良いです。ただし、肥料を与え過ぎると逆に生育不良をおこしてしまうので、注意が必要です。
ハイポネックス(HYPONeX)さんのハイポネックス原液とリキダスを使用しています。
ハイポネックス原液は肥料、リキダスは活力剤です。ともに、さまざまな植物に与えることができ、初めてでも安心して使用することができます。希釈して使用するのでお財布にも優しいです。
アジュガ チョコレートチップの育て方
植えつけ
アジュガ チョコレートチップの植えつけの適期は、3月上旬~6月上旬と、9月中旬~11月上旬です。
ランナーの先に子株を出してぐんぐん広がるので、庭植えの場合は、株間を20~30cmほど取って植えつけると良いです。
花がら摘み
アジュガ チョコレートチップの花がらは、花茎のつけ根から切り取ります。
花がらを摘み取ることによって、新芽の成長を促すことができます。
切り戻し・剪定
アジュガ チョコレートチップは、湿り気のある状態を好みますが、夏の高温多湿で根腐れをおこしてしまうことがあります。
開花期が終わったら、切り戻しをして、風通しを良くすることが大切です。
また、庭植えの場合は、広がりすぎて他の植物の生育に影響を及ぼすことがあります。ランナーを剪定して広がる範囲をコントロールすると良いです。
植え替え
アジュガ チョコレートチップの植え替えの適期は、植えつけと同じ3月上旬~6月上旬と、9月中旬~11月上旬です。
庭植えの場合は、植え替えの必要はありません。
鉢植えの場合は、葉が混み合うと蒸れてしまうことがあります。葉が混み合ってきたら、株分けを兼ねて植え替えをしてあげると良いです。
ふやし方
アジュガ チョコレートチップは、株分けで増やすことができます。
また、ランナーについた子株を切り離して植えつけることによって、株を増やすこともできます。
コメント