美しいシルバーリーフが魅力のシロタエギク。
シロタエギクは、細かい白い毛が茎や葉に生えて、株全体が白銀色に見えます。白銀色の葉色は一年を通じて楽しむことができます。
また寄せ植えにすると、美しい白銀色の葉が、一緒に植えた花を引き立ててくれます。花壇のリーフプランツとして楽しむこともできます。
冬の花壇を白銀色に明るく彩ってくれるシロタエギクは、寒さに強く、丈夫で育てやすい植物です。
シロタエギクの基本情報
園芸分類 草花 形態 多年草 原産地 地中海沿岸 草丈/樹高 10~60cm 栽培難易度(1~5) 1 耐寒性 強い 耐暑性 普通 引用元:みんなの趣味の園芸
シロタエギクの栽培環境
日当たり・置き場所
シロタエギクは、日当たりと風通しの良い場所を好みます。
日当たりが足りないと、徒長しやすくなります。また、葉が綺麗な白銀色にならす、緑色になってしまうことがあるので、注意が必要です。
シロタエギクは、過湿が苦手で蒸れに弱いため、梅雨は特に株の風通しを良くすることが大切です。
用土
シロタエギクは、水はけの良い土を好みます。
庭植えの場合は、植えつける1~2週間前に、腐葉土や堆肥などを混ぜ、よく耕しておきます。
土を配合する場合は、赤玉土6:腐葉土4の割合で配合をします。
市販の一般的な草花用培養土でも十分に育てることができます。
㈱花ごころさんの培養土を使用しています。
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通気性・排水性に優れていて、なおかつ保水力も良好です。効き目が穏やかで肥効効果の長い肥料が配合されているので、元肥を混ぜる手間なく、すぐに使用することができます。天然有機のフカフカな土がとても扱いやすいです。
水やり
シロタエギクは、過湿を嫌うので、乾燥気味に育てるようにします。
庭植えの場合、しっかり根づいたあとは、自然に降る雨だけで大丈夫です。シロタエギクは乾燥に強いとはいえ、真夏に晴天が続いて土がカラカラに乾燥したときは、たっぷりと水やりをします。
鉢植えの場合は、土の表面が乾いてから、たっぷりと水やりをします。水をやり過ぎると根腐れの原因になるので注意が必要です。
肥料
元肥として、植えつけの時に緩効性化成肥料を与えます。
追肥は、春と秋に緩効性肥料を与えるか、液体肥料を与えても良いです。寄せ植えの場合は、一緒に植えている草花を基準に施すようにします。
ハイポネックス(HYPONeX)さんのハイポネックス原液とリキダスを使用しています。
ハイポネックス原液は肥料、リキダスは活力剤です。ともに、さまざまな植物に与えることができ、初めてでも安心して使用することができます。希釈して使用するのでお財布にも優しいです。
シロタエギクの育て方
植えつけ
シロタエギクの購入した苗は、真夏と真冬を除き、いつでも植えつけることができます。
庭植えの場合は、株間を20~30cmほどあけると、蒸れにくくなります。
庭植えの場合も、鉢植えの場合も、他の植物の陰にならないようように植えつけることが大切です。
花がら摘み
シロタエギクは、初夏に黄色い花を咲かせます。
ただし花を咲かせてしまうと、葉色が悪くなったり、株が弱って夏越ししにくくなります。そのため、花が咲く前に、早めに蕾を切り取るようにすると良いです。
花茎を切り取ることによって、風通しを良くすることができ、病害虫の予防にもつながります。
切り戻し
シロタエギクの切り戻しの適期は、5月中旬~6月中旬です。草丈が長く伸び、草姿が乱れてきたら、切り戻しをすると良いです。草丈の3分の1~半分くらいを目安に、好みの位置まで切り戻しをします。
シロタエギクは、過湿が苦手で蒸れに弱いため、梅雨は特に株の風通しを良くすることが大切です。梅雨入り前に、草丈の半分くらいまで株全体を切り戻したり、混みあった茎を間引いたりすることによって、風通しが良くなり、蒸れを防ぐことができます。
植え替え
庭植えの場合は、植え替えの必要はありません。
鉢植えの場合は、根鉢が回っているようなら、植え替えをしてあげると良いです。
ふやし方
シロタエギクは、挿し芽で増やすことができます。
挿し芽の適期は、3~5月と10~11月です。
切り戻しをした茎を利用して、挿し穂にすると良いです。
Photo Galley



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