柔らかく光沢のあるシルバーリーフが美しいディコンドラ シルバーフォールズ。
花は3mmほどと小さく、葉のつけ根に咲くため、葉に隠れてしまい目立ちませんが、可愛らしい黄色い小花を咲かせます。
茎は這うようにぐんぐん伸びるので、ハンギングや寄せ植えの縁取り、グランドカバーとしても楽しむことができます。
ディコンドラ シルバーフォールズは、暑さ・寒さに強く、育てやすい多年草です。
ディコンドラの基本情報
引用元:みんなの趣味の園芸
園芸分類 草花 形態 多年草 原産地 アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、東アジア 草丈/樹高 3~10cm ほふく茎の長さは1m以上 栽培難易度(1~5) 1 耐寒性 普通 耐暑性 普通~強い
ディコンドラ シルバーフォールズの栽培環境
日当たり・置き場所
ディコンドラ シルバーフォールズは、日当たりと風通しの良い場所を好みます。
暑さには強いですが、過湿になると、蒸れて葉が黒くなってしまうことがあります。切り戻しをして風通しを良くしてあげることが大切です。
寒さには強いですが、霜よけをしてあげると、葉が枯れずに冬越しをすることができます。ディコンドラ シルバーフォールズは、冬に地上部が枯れてしまっても、根が生きていれば春に再び芽吹いてくれます。
用土
ディコンドラ シルバーフォールズは、水はけと通気性の良い土を好みます。
土を作る場合は、赤玉土6:腐葉土3:川砂やパーライト1の割合で配合と良いです。
市販の一般的な草花用培養土を使用すると便利です。市販の培養土を使用する場合も、川砂やパーライトを混ぜると水はけを良くすることができます。
㈱花ごころさんの培養土を使用しています。
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水やり
ディコンドラ シルバーフォールズは、過湿を嫌うので、水のやり過ぎには注意が必要です。
庭植えの場合は、自然に降る雨だけで大丈夫です。真夏に晴天が続いて土が乾燥したときは、たっぷりと水やりをします。
鉢植えの場合は、土が乾いてからたっぷりと水やりをします。乾いた状態と水がたっぷりある状態のメリハリをつけることが大切です。
肥料
ディコンドラ シルバーフォールズは、あまり多くの肥料を必要としません。
植えつけの時に、元肥として緩効性肥料を施します。
追肥は、庭植えの場合、ほとんど必要がありません。
鉢植えの場合は、春と秋の2回、緩効性化成肥料を施すと良いです。
緩効性化成肥料の代わりに、月に2回、液体肥料を施しても良いです。
ハイポネックス(HYPONeX)さんのハイポネックス原液とリキダスを使用しています。
ハイポネックス原液は肥料、リキダスは活力剤です。ともに、さまざまな植物に与えることができ、初めてでも安心して使用することができます。希釈して使用するのでお財布にも優しいです。
ディコンドラ シルバーフォールズの育て方
植えつけ
ディコンドラ シルバーフォールズの植えつけの適期は3~4月です。
庭植えにする場合は、植える場所に腐葉土をすき込んで、水はけの良い環境を作っておくと良いです。
花がら摘み
タネをとらない場合は、早めに花がらを摘み取ります。
花がらを摘むことによって、タネを作ることに栄養が取られるのを防ぐことができ、また、日当たりと風通しが良くなります。
切り戻し
ディコンドラ シルバーフォールズは、過湿を嫌います。伸びすぎた茎は適宜、切り戻しをします。
株が密になり蒸れると、葉が黒く溶けたり、枯れてしまうこともあります。梅雨前に、株全体を半分くらいまで切り戻しをして、風通しを良くしてあげると良いです。
また、切り戻しをすることによって、新しい芽が出てくるので、株を大きくすることができます。
植え替え
ディコンドラ シルバーフォールズの植え替えの適期は、植えつけと同じ3~4月です。
株が混み合っていたら、株分けを兼ねて植え替えをしてあげると良いです。
ふやし方
ディコンドラ シルバーフォールズは、挿し芽・株分け・タネまきで増やすことができます。
挿し芽をする場合は、切り戻した茎を横にして土に伏せておくと、節から比較的簡単に発根します。
株分けをする場合は、3~4月に、植え替えを兼ねて行います。
タネまきをする場合は、発芽適温が20~22℃なので、気温に合わせてタネをまくと良いです。
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