【グラジオラス】鮮やかな花と凛とした姿が魅力!華やかに夏を彩るグラジオラスの育て方

グラジオラス グラジオラス
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鮮やかな大輪の花をいくつも咲かせ、華やかに夏を彩るグラジオラス。

グラジオラスの葉は、硬くて剣のような形をしていることから、ラテン語で「小さな剣」という意味を持つ「Gladiolus(グラジオラス)」と名づけられたそうです。

グラジオラスには、春に植えて夏に咲く「夏咲き」と、秋に植えて春に咲く「春咲き」の2つのタイプがあります。グラジオラスといえば、一般的に「夏咲き」タイプを指すようです。

「夏咲き」のグラジオラスは、花の種類が豊富なので、さまざまな花色を楽しむことができます。鮮やかな大輪の花と、すらっとした草姿がとても魅力的です。

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夏咲きグラジオラスの基本情報

園芸分類   球根
形態多年草原産地南アフリカの原種をもとに育成
草丈/樹高0.6~1.5m  開花期  6月~10月
花色赤、ピンク、黄、オレンジ、白、青、紫、緑、複色栽培難易度(1~5) 1
耐寒性弱い耐暑性強い      
引用元:みんなの趣味の園芸

グラジオラスの栽培環境

日当たり・置き場所

グラジオラスは、1日に5~6時間以上、日の当たる場所で育てます。日当たりが足りないと、花つきが悪くなってしまいます。

グラジオラスは、すらっと草丈が高くなるので、強い風が吹くと倒れやすくなります。強い風が吹くような場所は避けた方が良いです。

用土

グラジオラスは、あまり土質を選びません。

土を作る場合は、赤玉土7:腐葉土3の割合で配合をします。

庭植えの場合は、堆肥や腐葉土などの有機物をよくすき込んでおくと、根張りや花つきを良くすることができます。

グラジオラスは、市販の草花用培養土で問題なく育てることができます。

㈱花ごころさんの培養土を使用しています。

◆花も野菜も上手にできる「特選有機花ごころ培養土

通気性・排水性に優れていて、なおかつ保水力も良好です。効き目が穏やかで肥効効果の長い肥料が配合されているので、元肥を混ぜる手間なく、すぐに使用することができます。天然有機のフカフカな土がとても扱いやすいです。

水やり

グラジオラスは乾燥に強く、過湿を嫌いますが、開花前の成長期にはたくさんの水を必要とします。

本葉が出てから開花まで、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。

本葉が2枚になったら花芽ができるので、この時期に乾燥させると花芽の成長が止まってしまうため、注意が必要です。

開花後はやや乾かし気味で大丈夫です。

肥料

グラジオラスは、やせ地でも育てることができます。肥料を施し過ぎると、花つきが悪くなったり、葉の先が傷んできたりするので注意が必要です。

庭植えの場合は、元肥と開花後にお礼肥を施します。

鉢植えの場合は、元肥のほか、葉が茂っている間、月に1回緩効性化成肥料を施すか、月に2~3回液体肥料を施します。

ハイポネックス(HYPONeX)さんのハイポネックス原液リキダスを使用しています。

ハイポネックス原液は肥料、リキダスは活力剤です。ともに、さまざまな植物に与えることができ、初めてでも安心して使用することができます。希釈して使用するのでお財布にも優しいです。

グラジオラスの育て方

植えつけ

グラジオラスの球根の植えつけは、3月中旬ごろから行うことができます。球根も寒さに弱いため、霜や凍結の心配がなくなってから植えつけをします。

7月頃まで植えつけることができますが、できるだけ早く植えつけをして、梅雨明け前に開花させた方が花つきが良くなります。また、6月以降に植えつけると、新しい球根ができにくくなります。新しい球根から分球をしたい場合は、3月下旬~5月に植えつけると良いです。

植えつけてから90~100日で開花するので、花を咲かせたい日から逆算して植えつけることができます。また、少しずつ時期をずらして、いくつかの球根を植えつけることによって、初夏から秋まで長い間グラジオラスを楽しむことができます。

植えつけの深さは球根の3倍、間隔は球根の直径の3~4倍になるように植えつけをします。鉢植えの場合、6号鉢に3球を目安にすると良いです。

グラジオラスは、新芽の根元から、牽引根と呼ばれる根が出てきます。牽引根が出ている茎が膨らみ新球となります。新球が地上に出てこないようにするために、深植えにすることが大切です。

わき芽かき

球根から2~3本芽が出てきます。太くて元気が良い茎を残して、残りは落とします。

わき芽をかくことによって、栄養が分散して花が小さくなるのを防ぐことができます。

支柱立て・土寄せ

花茎が伸びてくると倒れやすくなるので、葉が5~6枚出てきたら、支柱を立てて誘引をします。

株元に土を寄せても良いです。土寄せをすることによって、牽引根が地上に出てくるのを防ぐことができます。

花がら摘み

咲き終わった花は、タネがつかないように摘み取ります。花を摘み取ることによって、タネを作ることに栄養を取られて株が弱るのを防ぐことができます。

花がすべて咲き終わったら、花穂の一番下の部分で切り取ります。

植え替え・掘りあげ

グラジオラスは寒さに弱いため、球根を掘りあげて保管をします。

秋に葉が黄色く枯れ始めたら掘りあげます。葉が完全に茶色く枯れてしまう前に掘りあげることによって、木子を落とさずに掘りあげることができます。

1ヶ月ほど日陰の風通しのよい場所で乾燥させます。完全に乾いたら葉や茎を取り除きます。

その年に植えつけた古球は処分します。古球の上に新しくできた新球と、そのまわりにできた木子を取り外して保管します。凍ると腐ってしまうため、紙袋などに入れて、屋外ではなく室内で保管した方が良いです。

ふやし方

グラジオラスは、分球で増やすことができます。

秋に掘りあげた新球と、そのまわりにできた木子を、それぞれ植えつけます。

Photo Galley

グラジオラス
2022年7月9日

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