【マリーゴールド】コンパニオンプランツにも!元気な花色が魅力のマリーゴールドの育て方

マリーゴールド マリーゴールド
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黄・オレンジなどの鮮やかで元気な花色が魅力のマリーゴールド。

マリーゴールドは丈夫で育てやすく、春から晩秋まで長い間、花を楽しむことができます。

またマリーゴールドは、センチュウを防除する効果があるとされており、コンパニオンプランツとしても育てることができます。

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マリーゴールドの基本情報

園芸分類   草花
形態一年草(一部多年草)原産地メキシコ、中央アフリカ(一部アフリカ)
草丈/樹高20~100cm      開花期  4月~12月
花色黄、オレンジ、白、赤、複色   栽培難易度(1~5) 1
耐寒性弱い(一部半耐寒性)  耐暑性強い
引用元:みんなの趣味の園芸

マリーゴールドの栽培環境

日当たり・置き場所

マリーゴールドは、日光をたっぷり浴びることを好みます。日当たりの良い場所を選んで置くようにします。

また風通しの良い場所を選ぶことも大切です。

用土

マリーゴールドは、水はけの良い土を好みます。

庭植えの場合は、植えつける1~2週間前に、腐葉土や堆肥などを混ぜ、よく耕しておきます。

土を配合する場合は、一般的な赤玉土7:腐葉土3の割合で配合をします。水はけを良くするために、少量の軽石や鹿沼土を混ぜても良いです。

市販の一般的な草花用培養土を利用すると便利です。

㈱花ごころさんの培養土を使用しています。

◆花も野菜も上手にできる「特選有機花ごころ培養土

通気性・排水性に優れていて、なおかつ保水力も良好です。効き目が穏やかで肥効効果の長い肥料が配合されているので、元肥を混ぜる手間なく、すぐに使用することができます。天然有機のフカフカな土がとても扱いやすいです。

水やり

マリーゴールドは、乾燥に強く過湿に弱いため、水のやり過ぎには注意が必要です。

庭植えの場合は、自然に降る雨だけで大丈夫です。マリーゴールドは乾燥に強いですが、真夏に晴天が続いて土が乾燥したときは、たっぷりと水やりをします。

鉢植えの場合は、土が乾いてからたっぷりと水やりをします。ただし、真夏は乾きやすいため、水切れにも注意が必要です。朝夕2回、水やりが必要になる場合もあります。日中の暑い時間帯を避けて水やりをすることが大切です。

肥料

マリーゴールドは、肥料を施し過ぎると、葉ばかりが茂り、花つきが悪くなるので、注意が必要です。

庭植えの場合、植えつけの時に堆肥や腐葉土を混ぜておけば、追肥はほとんど必要がありません。

鉢植えの場合、花が咲いている間は、肥料が切れないように緩効性化成肥料を与えます。

庭植えの場合も鉢植えの場合も、花つきや葉色が悪くなったときに、1週間に1回を目安に液体肥料を与えて、様子を見ると良いです。ただし、花が休む真夏には肥料を切らすようにします。

ハイポネックス(HYPONeX)さんのハイポネックス原液リキダスを使用しています。

ハイポネックス原液は肥料、リキダスは活力剤です。ともに、さまざまな植物に与えることができ、初めてでも安心して使用することができます。希釈して使用するのでお財布にも優しいです。

マリーゴールドの育て方

植えつけ

マリーゴールドの植えつけの適期は、霜がおりる心配がなくなった春から初夏です。桜の咲くころを目安にすると良いです。

肩の土を落とし、根鉢を少し崩して植え付けをします。

花がら摘み

マリーゴールドの咲き終わった花は、花茎の根元からから切り落とします。花がらを摘み取ることによって、脇から新芽が伸び、たくさんの花を咲かせてくれるようになります。

タネをとらない場合は、早めに花がらを摘み取ります。花がらを摘むことによって、タネを作ることに栄養が取られるのを防ぐことがきます。

また花がらを摘み取ることによって、日当たりと風通しが良くなり、病害虫の予防につながります。

切り戻し

マリーゴールドは、真夏の高温時期に花がお休みすることがあります。そのタイミングで半分くらいに切り戻しをすると良いです。

切り戻しをすることによって姿を整えることができ、風通しが良くなることによって株の蒸れを防ぐことができます。

切り戻したところから新芽が出て、秋にはまた、たくさんの花を咲かせてくれます。

ふやし方

マリーゴールドは、タネまきで増やすことができます。

秋から冬にかけて花が終わるころ、花がらを摘み取らずにおくと茶色く枯れて、タネをとることができます。取ったタネは、乾燥させて保管をしておきます。

マリーゴールドの発芽適温は20~25℃とされています。春先、霜がおりる心配がなくなったらタネをまいてあげます。

コンパニオンプランツとして

コンパニオンプランツ(英語: companion plants)とは、農学や園芸学において、近傍に栽培することで互いの成長によい影響を与え共栄しあうとされる2種以上の植物の組み合わせ、またはそれらの植物のこと。共栄作物(きょうえいさくもつ)、共生植物(きょうせいしょくぶつ)、共存作物(きょうそんさくもつ)とも呼ばれる。コンパニオンプランツを2種類以上、近傍に栽培することを混作、混植と呼ぶ。

引用元:Wikipedia

マリーゴールドには、土壌害虫であるセンチュウを防除する効果があるといわれています。マリーゴールドの根から分泌される成分が、センチュウにとって毒性を持っているそうです。

また、マリーゴールドの花が持つ香りによって、一部の害虫を遠ざける効果があるといわれています。駆除する力はないものの、寄せ付けない効果が期待できるようです。コナジラミ・一部のアブラムシや蚊が、マリーゴールドの香りを嫌うとされているそうです。

特にマリーゴールドと相性が良いとされるのは、アブラナ科・ナス科・ウリ科の野菜といわれています。

根菜類じゃがいも・大根・カブ根菜類につきやすいセンチュウを防除してくれる
アブラナ科キャベツ・ブロッコリーモンシロチョウが香りを嫌うのでアオムシ対策になる・アブラナ科につきやすいコナジラミの発生を抑えてくれる
ナス科ナス・ピーマン・トマトアブラムシが香りを嫌う・ナス科につきやすいコナジラミの発生を抑えてくれる
ウリ科キュウリ・スイカ・メロンウリ科につきやすいウリハムシやコナジラミの発生を抑えてくれる・ウリ科につきやすいセンチュウを防除してくれる

マリーゴールドは、コンパニオンプランツの代表的なもののひとつとされているだけあり、多くの野菜と相性が良い印象です。

野菜への日当たりの妨げにならないように気をつければ、コンパニオンプランツとして植え合わせを迷わず植えることができそうです。

マリーゴールド
なす・きゅうり・ピーマンの株間に植えたマリーゴールド

Photo Galley

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