光沢があり、みずみずしく美しい葉が魅力のポトス。
葉に入る黄色や白色の斑が、黄金色に見えることから「オウゴンカズラ(黄金葛)」と呼ばれているそうです。
ポトスはつる性なので、置いて飾るだけではなく、ハンギングにしたり、タワー仕立てにしたり、さまざまな飾り方を楽しむことができます。
ポトスの基本情報
引用元:みんなの趣味の園芸
園芸分類 観葉植物 形態 多年草 原産地 ソロモン諸島 草丈/樹高 10~150cm 栽培難易度(1~5) 1 耐寒性 弱い 耐暑性 強い
ポトスの栽培環境
日当たり・置き場所
ポトスは日当たりを好みます。ただし、強い直射日光をあてると葉焼けを起こしやすくなるので、注意が必要です。
ポトスは耐陰性があるので、日陰でも育てることができます。ただし、葉色が悪くなったり、徒長するようなら、日に当ててあげるようにします。
春と秋は、風通しの良い半日陰の戸外に置いて育てることができます。
真夏は、強い直射日光で葉焼けをするのを防ぐため室内に取り込み、レースカーテン越しの窓辺に置くと良いです。
ポトスは耐寒温度が5℃ほどと耐寒性が弱いので、冬は、必ず室内に取り込むようにします。冬の窓際は冷え込むので、窓から離した明るい場所に置きます。エアコンの風が直接当たらないように注意が必要です。
用土
㈱花ごころさんの培養土を使用しています。
◆ピンピン育つ「観葉植物の土」
観葉植物は葉を楽しむものなので、葉色が美しくツヤがあることが重要です。光合成を助け、葉の色が良くなるマグネシウムが配合されているので、美しい葉色を楽しむことができます。
また軽くて扱いやすく、元肥が入っているので肥料を配合する手間もありません。手間なく観葉植物の栽培を楽しむことができます。
水やり
春から秋は、土の表面が乾いてから、たっぷりと水やりをします。土の中の空気を入れ替えるために、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与えるようにします。
冬に水を与え過ぎると根腐れをおこしてしまうので、冬の水やりは控えめにします。土の表面が乾いてから3~4日経って水を与えるようにします。
また、一年を通じて、霧吹きなどで葉水をしてあげると良いです。葉の乾燥を避けることができ、アブラムシやハダニなどの害虫を防ぐ効果があります。
肥料
ハイポネックス(HYPONeX)さんのハイポネックス原液とリキダスを使用しています。
ハイポネックス原液は肥料、リキダスは活力剤です。ともに、さまざまな植物に与えることができ、初めてでも安心して使用することができます。希釈して使用するので、お財布にも優しいです。
肥料がなくても育ちますが、葉の色やつやをよくするため、生育期の5月~10月には、2週間に1回を目安に、水やり代わりにハイポネックスとリキダスを与えています。
ポトスの育て方
植え替え
ポトスは成長が早いので、植え替えをしないでそのまま育てていると、根詰まりを起こしてしまいます。
1~2年に1度、植え替えをしてあげます。適期は、生育期の5月~10月です。
植え替えたあとは、直射日光の当たらない明るい日陰に、1~2週間ほど置きます。土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりをします。
剪定
ポトスはつる性の植物なので、どんどんと茎が伸びていきます。
伸びすぎたり傷んだりした茎や葉を切り戻します。適期は、植え替えと同じ5月~10月です。
節(葉の付け根)の1cmほど上でカットします。2~3週間すると節から新しい茎が伸びてきます。
また、剪定を行うことによって、脇芽の成長を促し、ボリュームを出すことができます。
ふやし方
ポトスは水挿しで簡単に増やすことができます。
剪定した茎を挿し穂にすると良いです。
水挿しのやり方
1.茎が2~3節になるよう、切り口を斜めにカットします。
2.剪定した茎の一番下の葉を取り除きます。
3.水に挿し発根を待ちます。水は毎日入れ替えてあげます。
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