【タマリュウ】グランドカバーとして人気!葉色が美しいチャボリュウノヒゲの育て方

タマリュウ タマリュウ
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一年を通じて、深い緑色をした葉が美しいタマリュウ。

グランドカバーや花壇の縁取りに多く植えられています。寄せ植えのリーフプランツに利用することもできます。

タマリュウは、7月~8月に花を咲かせます。透明感のある、小さく可愛らしい花です。花が終わり秋になると実をつけます。1cmほどの紫色の実で、一株に5~10個つきます。花も実も、葉に隠れてあまり目立ちませんが、四季の移り変わりを感じることができます。

暑さ・寒さ・乾燥・多湿・日陰に強く、耐病性もあるので、とても丈夫で育てやすい常緑多年草です。

タマリュウの実
2024年1月28日
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ジャノヒゲ(リュウノヒゲ)の基本情報

園芸分類草花、グラス   
形態多年草原産地日本、東アジア
草丈/樹高 10~40cm栽培難易度(1~5) 2
耐寒性強い   耐暑性強い        
引用元:みんなの趣味の園芸

タマリュウとリュウノヒゲの違い

「タマリュウ(玉竜)」は、キジカクシ科ジャノヒゲ属の植物です。

「ジャノヒゲ(蛇の髭)」の別名が「リュウノヒゲ(竜の髭)」なので、タマリュウはリュウノヒゲ属の1種ということができます。

リュウノヒゲの中で、葉が短いもの同士をかけあわせた園芸品種がタマリュウです。ジャノヒゲ(リュウノヒゲ)は10~30cmに育つのに対し、タマリュウは5~15cmとコンパクトです。

チャボリュウノヒゲとも呼ばれるタマリュウは、草丈が小さく、葉が密につき、扱いやすいので、グランドカバーや花壇の縁取りに向いています。

グランドカバーとしてのタマリュウ

お庭のグランドカバーの代表といえば芝生ですが、芝生は冬に茶色く枯れてしまいます。

一方タマリュウは、常緑なので、1年を通じて緑の絨毯を保つことができます。

ただし、芝生に比べると踏みつけには弱いので、何度も踏まれると枯れてしまうことがあります。

お庭のグランドカバーとして植える場合は、人が歩くための飛び石やレンガを敷いて、タマリュウを踏まないようにすると良いです。

タマリュウの栽培環境

日当たり・置き場所

タマリュウは、日なたから日陰まで、場所を選ばず育てることができます。

ただし、タマリュウの花や実を楽しむためには、日当たりの良い場所で育てるようにします。

用土

タマリュウは、あまり土質を選びません。

土を作る場合は、赤玉土7:腐葉土3の割合で配合をします。

市販の草花用培養土で問題なく育てることができます。

㈱花ごころさんの培養土を使用しています。

◆ピンピン育つ「観葉植物の土

観葉植物は葉を楽しむものなので、葉色が美しくツヤがあることが重要です。光合成を助け、葉の色が良くなるマグネシウムが配合されているので、美しい葉色を楽しむことができます。

また軽くて扱いやすく、元肥が入っているので肥料を配合する手間もありません。手間なく観葉植物の栽培を楽しむことができます。

水やり

タマリュウは植えつけ後、しっかりと根付くまで、1ヶ月ほどかかります。

庭植えの場合、しっかり根付くまでは水やりが必要ですが、根付いてからは水やりの必要はありません。

鉢植えの場合は、土が乾いてからたっぷりと水やりをします。乾燥には強いですが、夏場は1日に1回、朝に水やりをします。水のやり過ぎによる根腐れには注意が必要です。

肥料

庭植えの場合は、植え付けるときに腐葉土や堆肥を混ぜ込んでおけば、追肥の必要はありません。

鉢植えの場合は、春と秋に、油かすや緩効性化成肥料を施すと良いです。葉色が美しくなり、花つきを良くすることができます。

タマリュウの育て方

植えつけ

タマリュウは、一年中植え付けをすることができます。ただし、真夏と真冬は避けた方が良いです。

浅植えをすると、根が乾燥して枯れてしまいます。しっかりと根が土で覆われるように、やや深植えになるよう植え付けをします。

タマリュウは、地下茎を伸ばして増えていきます。庭植えの場合は、株が密になり過ぎないよう、間隔を10~15cmあけて植えつけるようにします。

剪定

タマリュウは1年に1度、刈り込みをすると良いです。適期は春です。

刈り込みをすることによって、新芽の成長を促すことができ、葉がきれいに出そろいます。また、風通しが良くなり、株元の蒸れを防ぐことができます。

植え替え

庭植えの場合は、植えっぱなしで大丈夫ですが、タマリュウが地面に盛り上がってきたら、植え替えをすると良いです。

鉢植えの場合は、根詰まりを防ぐために、株が込み合って鉢が小さくなってきたり、水やりしても水の吸い込みが遅くなってきた場合に植え替えをします。

ふやし方

タマリュウは、株分けで増やすことができます。適期は、3~5月と9~11月です。

植え替えと同時に株分けをすると良いです。ひとつの株に3~5芽つくように切り分けます。分けた株をそれぞれ、植えつけします。

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