常緑なので、一年を通じて緑の絨毯を保つことができるタマリュウ。
タマリュウは、グランドカバーや花壇の縁取り、寄せ植えのリーフプランツとして人気があります。
駐車場のコンクリート目地に、アクセントとして植えられているのを見かけることも多いのではないでしょうか。
タマリュウを駐車場のコンクリート目地に植えるメリットとデメリット、そして、補修のための植えつけの様子をお伝えします。
コンクリート目地にタマリュウを植えるメリット3つ
無機質な空間が鮮やかになる
コンクリート目地にタマリュウを植えることによって、コンクリートの無機質な空間が緑で鮮やかになります。
グランドカバーの代表といえば芝生ですが、芝生は冬に茶色く枯れてしまいます。
一方、タマリュウは常緑のため、1年を通して緑のアクセントを保つことができます。
手間いらずで育てやすい
タマリュウは、日なたから日陰まで、場所を選ばずに育てることができます。
しっかり根付いてしまえば水やりの必要がなく、また、元肥を施せば追肥を必要としないので、育てる手間がかかりません。
暑さ・寒さ・乾燥・多湿・日陰に強く、耐病性もあるので、とても丈夫で育てやすい植物です。
コストがあまりかからない
タマリュウのポット苗は、1つ100円ほどで購入することができます。
タマリュウは、地下茎を伸ばして増えていくので、密に植える必要はありません。15cmくらいの間隔で植えつけても、1~2年経てば緑で覆ってくれるようになります。
また、タマリュウは簡単に株分けができます。ある程度成長してきたら、株分けをすることによって、補修用の苗として植え直すことができます。
コンクリート目地にタマリュウを植えるデメリット2つ
踏みつけにやや弱い
駐車場のコンクリート目地にタマリュウを植える唯一ともいえるデメリットは、踏みつけにやや弱いことです。
頻繁に踏まれると、生育が悪くなったり、枯れてしまうことがあります。
赤丸のところは、タイヤの踏みつけであまり育っていません。
緑丸のところは、人がよく通る箇所なので、全く育っていません。
育ち過ぎて盛り上がる
タマリュウは生命力が強く、手をかけなくてもよく育つので、思っていたよりも成長してしまうことがあります。
タマリュウは育ちすぎると、足を取られるほどに盛り上がってしまいます。放っておくことができない場合は、不要な株を抜いたり、刈り込みをするなど、手をかける必要があります。
刈り込みをすることによって、姿をキレイに整え、新芽の成長を促すことができるので、結果としてメリットにつなげることができます。
コメント