アイビーの愛称で親しまれるヘデラ。
暑さ・寒さ・乾燥・多湿・日陰に強く、とても育てやすい観葉植物です。
つる性なので、置いて飾るだけではなく、ハンギングにしたり、さまざまな飾り方を楽しむことができます。
ヘデラの基本情報
引用元:みんなの趣味の園芸
園芸分類 観葉植物 形態 つる植物 原産地 北アフリカ、ヨーロッパ、アジア 草丈/樹高 つるは長さ10m以上になる 栽培難易度(1~5) 1 耐寒性 普通~強い(種類による) 耐暑性 強い
ヘデラの栽培環境
日当たり・置き場所
ヘデラは日当たりと風通しの良い場所を好むので、日当たりの良い南東でハンギングにしています。
耐陰性があるので日陰でも育ちますが、葉色が悪くなったり、斑がきれいに入らなくなったりします。
夏の強い日差しにあたったり、冬に霜や雪にあたったりすると、葉が傷むことはありますが、枯れることはありません。耐暑性・耐寒性の強さは折り紙つきです!
用土
㈱花ごころさんの培養土を使用しています。
◆ピンピン育つ「観葉植物の土」
観葉植物は葉を楽しむものなので、葉色が美しくツヤがあることが重要です。光合成を助け、葉の色が良くなるマグネシウムが配合されているので、美しい葉色を楽しむことができます。
また軽くて扱いやすく、元肥が入っているので肥料を配合する手間もありません。手間なく観葉植物の栽培を楽しむことができます。
水やり
春から夏の生育期には、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。
とくに、土が乾きやすい夏は、毎日水やりをすると良いです。ただし、株元の蒸れと、水の与え過ぎによる根腐れには注意が必要です。
秋から冬の休眠期は、水やりを控え、乾かし気味に管理をします。
とくに、冬の寒い日は、与えた水が冷え過ぎて根を傷つけないよう注意が必要です。
肥料
肥料がなくても育ちます。 | 寄せ植えなどであまり大きくしたくないときは追肥はしません。 | ||
・液体肥料の場合 | 2週間に1回くらい | ||
・緩効性固形肥料の場合 | 2ヵ月に1回くらい |
ハイポネックス(HYPONeX)さんのハイポネックス原液とリキダスを使用しています。
ハイポネックス原液は肥料、リキダスは活力剤です。ともに、さまざまな植物に与えることができ、初めてでも安心して使用することができます。希釈して使用するので、お財布にも優しいです。
肥料がなくても育ちますが、葉色をよくするため、一年を通して、週に1回を目安に、水やり代わりにハイポネックスとリキダスを与えています。
肥料を与えると葉がよく茂るので、その分、切り戻し剪定や間引き剪定が必要となります。
ヘデラの育て方
植え替え
株が込み合って鉢が小さくなってきたり、水やりしても水の吸い込みが遅くなってきた場合に植え替えをします。
剪定
姿が乱れていたり、葉が込み合っていたら、適宜剪定をします。
切り戻し剪定
茎が伸びて姿が乱れていたら、切り戻し剪定をします。
節の少し上2~3cmくらいの位置でカットします。節のすぐ上に生長点があり、そこから新芽が出てきます。
茎の1/2~1/3ほどまで思い切って剪定しても大丈夫です。生育旺盛な時期に剪定をすれば、すぐに新芽が出て切り口を隠してくれます。
木質化した茎からは新芽が出ないので、葉のあるところ、緑の部分で剪定します。
間引き剪定
株元が込み合って、風通しが悪くなっているようなら、間引き剪定をします。
茶色くなっている茎を選んで、地際でカットします。
ふやし方
ヘデラは、挿し芽・株分けで、簡単に増やすことができます。
剪定した茎を挿し穂にすると良いです。
水挿しのやり方
1.茎が2~3節(10~15cm)の長さになるよう、切り口を斜めにカットします。
2.剪定した茎の先端の葉を3~5枚残して、下の葉は取り除きます。
3.水に挿し発根を待ちます。水は毎日入れ替えてあげます。
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