美しい八重咲きが人気のカリブラコア「ウノダブルシリーズ」。
カリブラコア ウノダブルシリーズは、縦横両方にボリュームが出ます。這うように横に広がるので、葉が密になりにくく、蒸れにも比較的強いです。
カリブラコアはペチュニアから派生した属なので、ペチュニアと同じナス科の植物ですが、カリブラコアの方がペチュニアより、降雨による花弁の傷みが少なく育てやすいです。ペチュニアは、蒸れによって枯れてしまうことがありますが、カリブラコアは、蒸れによって枯れることはほとんどありません。
カリブラコアの開花期は4月から11月です。休むことなく次々と花を咲かせてくれるので、長い期間花を楽しむことができます。
カリブラコアの基本情報
引用元:みんなの趣味の園芸
園芸分類 草花 形態 一年草、多年草 原産地 南アメリカの温帯など 草丈/樹高 10~30cm 開花期 4月~11月 花色 ピンク、青、黄、白、オレンジ、茶、赤、紫、複色 栽培難易度(1~5) 1 耐寒性 やや弱い 耐暑性 やや弱い
カリブラコア ウノダブルの栽培環境
日当たり・置き場所
カリブラコア ウノダブルは、日当たりと風通しの良い場所を好みます。
1日6時間以上日が当たる場所に置くと良いです。日当たりが悪いと花数が減ったり、花色が薄くなってしまうことがあります。
花弁に泥がつくと傷みやすくなり、病気の原因にもなります。鉢植えの場合は、土に直接置かずに、スタンドの上など少し高い場所に置くと良いです。庭植えの場合は、マルチングを施すと安心です。
用土
カリブラコア ウノダブルは、水はけの良い弱酸性の土を好みます。
市販の一般的な草花用培養土を使用すると便利です。
㈱花ごころさんの培養土を使用しています。
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通気性・排水性に優れていて、なおかつ保水力も良好です。効き目が穏やかで肥効効果の長い肥料が配合されているので、元肥を混ぜる手間なく、すぐに使用することができます。天然有機のフカフカな土がとても扱いやすいです。
水やり
カリブラコア ウノダブルは、やや乾燥気味に育てるようにします。
土が乾いたらたっぷりと水やりをします。土が湿っているときに水を与えると、根腐れの原因になるので、土が乾いているかを確認してから水を与えるようにします。
真夏は水切れを起こしやすくなるので、水切れには注意が必要です。
肥料
カリブラコア ウノダブルは、たくさんの花を咲かせるので、多くの肥料を必要とします。
植えつけの時に、元肥として緩効性化成肥料を施します。
カリブラコア ウノダブルは、開花期間が長いので、肥料を切らさないようにします。開花期間中は、緩効性化成肥料を定期的に与え、2週間に1回を目安に液体肥料も与えると良いです。
ハイポネックス(HYPONeX)さんのハイポネックス原液とリキダスを使用しています。
ハイポネックス原液は肥料、リキダスは活力剤です。ともに、さまざまな植物に与えることができ、初めてでも安心して使用することができます。希釈して使用するのでお財布にも優しいです。
カリブラコア ウノダブルの育て方
植えつけ
カリブラコア ウノダブルの植えつけの適期は、真夏を避けた4~9月頃です。
根鉢の土の表面と、植えこむ土の表面の高さが同じになるように植えつけをします。
摘心
カリブラコア ウノダブルは、摘心をしなくてもキレイに育ちますが、摘心をすることによって、花数を増やすことができます。
花がら摘み
カリブラコア ウノダブルの咲き終わった花茎は、次の花茎の位置でこまめに摘み取るようにします。
花がらをこまめに摘み取ることによって、花つきがよくなり、病害虫の予防にもなります。
切り戻し
伸びすぎて株姿が乱れてきたら、低い位置で切り戻しをして、形を整えます。
切り戻しをすることによって、風通しを良くすることができ、病害虫の発生の予防にもつながります。
切り戻しは、湿度が高い梅雨前に行うと良いです。
植え替え
カリブラコアはナス科の植物なので、同じ土壌で何年も育てていると生育不良をおこす連作障害が発生することがあります。
植え替えるときは、新しい培養土を使用すると安心です。土をリサイクルする場合は、十分な土壌改良が必要です。
ふやし方
カリブラコア ウノダブルは挿し芽で増やすことができます。
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